セ・ラ・ビは風のようにⅡマリアージュ脳編

相談所名:ベベライズ東京マリッジエージェンシー
仲人氏名:佐孝美和
連絡先:メールアドレス:konkatsuno.m@gmail.com
電話番号:09025558220

私は脳科学・心理学を学び、マリアージュ脳ソサエティという一般社団法人を設立致しました。
私の師匠であるDr.玲緒奈が描いてくださった文章を皆さまにシェアさせてください❣️

Dr. 玲緖奈
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プロローグ〜 〈虹色の書簡〉

2021の新春──。

 初エッセイ『セ・ラ・ビは風のように』を著してから
20年が経った。
マリアージュ脳 編では、どのような “セ・ラ・ビの風” が吹くのだろうか。自分自身も楽しみである。

たとえ世界が新型コロナ変異体恐怖に見舞われようとも、すでに幾つもの物語は始まっている。
この世にシングルの男女がいる限り、次々とその物語は進んでいく。

その物語の行方をご存知なのは、いったい──?

            ♡

出雲大社(いづもおおやしろ)の神様の声なき声ににひたすら耳を傾けてみる
と、〈虹色の書簡〉を手にすることができる。
二つのいのちを結ぶ赤い糸の秘密は、この〈虹色の書簡〉の中に印されている。

そのことに気づかされし者は、美しい心を持たなくてはならない。
美しい心は書簡を巻く紐をほどく鍵。
よこしまな気持ちだと、
出雲大社の神様から愛の導きを賜わることなどできないのである。

出雲大社では、黒白の幕が使われている。
慶事には赤白が一般的だが、
ここでは黒白の幕に価値が置かれている。もちろん全国のお仲人の皆さまはご存知のことだろう。

創建以来、宮司の正服の紋様は、黒綾にご神紋である二重亀甲剣花角の文様を練り込んだものであり、他では目にすることはできない。皇室関係者であれ、本殿内までは入れないしきたりを守り続けている。

             ♡

私が〈虹色の書簡〉を紐解く際、
黒もしくは黒白の衣装をまとい、
花を守る剣で結びを解くことを心得としている。

普段から、尊き黒白を着こなすスタイリッシュ感覚で、
その物語の始まりを見守っている。
幸せを育てる優しい花(女性)か、
その花の幸せを守り通すたくましい剣(男性)かは、
出雲大社の神様との美しい語らいから教わることができる。

ところで〈虹色の書簡〉の中には、
どのような縁結びの秘訣が記されているのだろうか──。

             ♡

虹は神様との契約である。
虹のようなパステル色の美しい心で、赤い糸へ辿り着きたい。

 男女もまた、同じである。
共に自分の中の何種類ものパステル色を練り込んでゆくことで、二つの異なったいのちはマリアージュされる。
すなはち、調和し結婚という” 一つのいのち” になる。
──そのとき虹は、幸せの神様と契約を交わしたのである。
   
全世界を巻き込む新型コロナ渦の収束を祈りつつ─。

───

次回のテーマは、「出逢いは、セ•ラ•ビ」。
お楽しみください。

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